ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

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 「日本美術を研究すれば、もっと楽しく、もっと幸せになるに

 違いない」

     とゴッホは手紙に記しました。

 

  渓斎英泉の驚くような細やかな図柄、

 広重の気品、爪に例えられた北斎の波、

 

 アルルに着くと、「もう日本に着いた」と

 感じたそれらをゴッホは写し取り、

 その夢の中で絵は完成されたようです。

 

 「彼らに近づいて行けば、

  僕らはもっと良くなっていくだろう」

 

  それらの展示で最も美しいのは

  歌川芳虎の御殿山の絵、

 

   未だ知られざる画家も

  その場所に見出す事ができました。