「沈黙 立ち上がる慰安婦」

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 横浜は第二の故郷です、と

 壇上へ舞台挨拶のために

 上がられて語られた、

 82歳になられるパク・スナム監督作品の

「沈黙 立ち上がる慰安婦」は

 

 日韓両政府の間で孤立していく人々を

 代表するかのように

 自ら生き抜いていく、

 

 その様を映し出していました。

 

 そこに描かれた歴史は

 監督自身と重なり合い、

 繰り返される沈黙への抑圧を、

 

 映画は撥ね退ける力そのものとして

 表れ得る

 

 そのことをも

 伝えてくれていました。

 

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