「《地獄の門》への道―ロダン素描集『アルバム・フナイユ』」

 

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「私は一年の間、ダンテとともに生きた」

 

 と後に語るロダン

 

「地獄篇」「辺獄」、「習作」それぞれの

 セクションの中で

 

 後に一つの形に結実する

 多様な身体、神話と空想、キリスト教、生活と死

 が紙片に描き続けられます。

 

 1897年に「アルバム・フナイユ」として出版された

 それらの素描は当時の筆跡、

 時には地獄の門から消滅した、

 

 その三次元に至る未完成な道筋そのものが

 現れています。

 

 

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