春の試聴会。
今回は、LP以外を多く持参して「試聴室」に
参りました。
シングルでビートルズのクリスマス、
10インチ盤でプレステージのモンク・トリオ、
同じく「超音響」と名乗るシャープフラッツなどのオムニバス、
45回転盤のジュリー・ロンドン、
左右スピーカーの真ん中で、本当にロンドンが歌っている様に
聞こえて来ます。そして、
モンクのオリジナル盤と思われるLP「It's Monks time」。
最近、シリーズで出続ける
シングル「東京战争戦後秘話」、と
「殺しの烙印」は思いの外、音が良く
その他、
ヘレン・メリル・ウィズ・Cブラウン
・・デジタル・マスターのLPは、メリルの
声が強調されていました・・
オリジナルに近い盤の音は、メリルと伴奏は
同じ程度に入っていました。
フルトヴェングラー&ディースカウのマーラーのテスト盤とオリジナル盤。
テスト盤に対して、オリジナル販売盤は、やや音がこもり気味です。
「ワルツ・フォー・デビー」、
「カインド・オブ・ブルー」の双方ステレオ版の、
オリジナル・アメリカ盤とヨーロッパ盤は
ともに素晴らしく、
ジャズの響きは、
レコードでなければその生な音が総体として出て来ない、
という思いが強められました。