「神聖なる一族24人の娘たち」
「物語はすべて構成されたものではありますが、
北部ヴォルガ地方とウラルに住む
ヴォルガリ・マリの人々に見られる、
本物の信仰や伝統、神話に基づいています。
私たちは現在、今も残る儀礼と儀式、
また昨日にも存在していた儀式、
そしてずっと忘れられていた儀式を使うために、
それらを本当のマリの村で、
今日の生活の中に戻しました。
そこには私たち抜きでも十分な魔法がありましたが、
私たちが関わることで、もう少しそれを高めたのです」
アレクセイ・フェドルチェンコ監督は
この作品、「神聖なる一族24人の娘たち」について
そう語っていますが、
その魔法は、単に物語の筋をたどるにとどまらない、
かつてのヨーロッパ映画に見られた、表現の
振り幅の大きさを
伴っているように見えました。
「私は登場人物たちを撮影するためにマリの村に
暮らしていましたが、
フェアリーテイルにインスピレーションを
もたらすためには
実際の生活と昨日までの生活の反映に
勝るものはないのです」
昨年秋に公開されたロシア映画です。
その他、最近見ました昨年の映画は、
「私はダニエル・ブレイク」
「聖杯たちの騎士」
「セールスマン」
「裁き」
「散歩する侵略者」
「バーフバリ 伝説誕生」
「立ち去った女」