「ミコ・フォークを唄う」 弘田三枝子/渡辺明とリズム・アンド・ブルーセス JSS-53
「オールラウンドの歌い手として
私たちが期待するミコがフォークに
とりくんだこのレコードは
彼女の歌の歴史の中に永久に残るものであろう」
そのようにライナーノートにも書かれ、
そうして歌われた四曲のフォーク、
EP盤におさめられたこのアルバムは、
弘田三枝子らしい、
いつもの力強さが印象に残ります。
「3人は戦場に消えて帰らぬ」
中でも
のちに復刻されることがおそらくなかった
「ポートランド・タウン」の
歌詞の激烈さは、その歌そのものゆえに
語り継がれなかったのでしょうか。
「風に吹かれて」も日本語で歌った例は
他にあまりなかった様子なのは、
以下のブログに伺えます。
最後に歌われる「500マイル」では
歌と歌手の特質が一致した
ように響いています。