「ミコ・フォークを唄う」 弘田三枝子/渡辺明とリズム・アンド・ブルーセス JSS-53

 

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「オールラウンドの歌い手として

 私たちが期待するミコがフォークに

 とりくんだこのレコードは

 彼女の歌の歴史の中に永久に残るものであろう」

 

 そのようにライナーノートにも書かれ、

 そうして歌われた四曲のフォーク、

 EP盤におさめられたこのアルバムは、

 

 弘田三枝子らしい、

 いつもの力強さが印象に残ります。

 

 

 「3人は戦場に消えて帰らぬ」

 

 中でも

 のちに復刻されることがおそらくなかった

 「ポートランド・タウン」の

  歌詞の激烈さは、その歌そのものゆえに

 語り継がれなかったのでしょうか。

 

 

 「風に吹かれて」も日本語で歌った例は

 他にあまりなかった様子なのは、

 以下のブログに伺えます。

thisboy1994.blog47.fc2.com

 

 

 最後に歌われる「500マイル」では

 歌と歌手の特質が一致した

 ように響いています。

 

www.hmv.co.jp