秋のレコード視聴会。

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 先日、後輩宅でレコードを幾つか視聴しました。

 

 その中でも、
 フルトヴェングーの「運命」、1956年のソヴィエトで
 製作された盤はいく種類もあり、


 ソ連各地域に散らばった工場で同時に初盤として製作されたそれらは
 それぞれ同じ音源にも関わらず音が違う、ということで、
 実際に聞くと、見事にそれぞれが違っていました。

 生きの良いもの、何か引っかかるもの、こもったもの、
 同じ音源で、90年代ロシアにて復刻された盤は、
 その中で最も違った響き、何かそもそも違う演奏のように
 聞こえてきます。

 

 フルトヴェングラーの本当の「音」とは如何なるものだったのかと、

 興味はつきません。
 ・・

 

 他、この日聞いたもの。
 グールド「ゴールドヴェルグ」初盤、2017年盤(初盤の音は生生しかったです)
 のん「Time Machineにお願い」EP(ボーカルが前に出過ぎない録音でした)
 セロニアス・モンク危険な関係」LP(クリアーな録音です)
  「デルス・ウザーラOST ・EP(雄大な音)
    アン・サリーSONG X 052EP」雑誌analog 付録 EP(とても良好な録音です)
    伊福部昭、佐藤勝、他「特撮映画効果音集」 EP(鋭く響く音々)

  クリス・コナー Sings Lullabys of Birdland11インチ(素晴らしい録音でした)

    などでした。