「78/52」、「ノンフィクションW ヒッチコック幻の映画 〜最期に仕掛けたサスペンス〜」
に続く今年の二つのヒッチコックにまつわるドキュメンタリー、
「サイコ」のシャワー・シーンを中心に
作品を縦横に分析した、
Netflixの「78/52」、
「ファミリー・プロット」の後に
企画していた作品「短い夜」と晩年のヒッチコックを
紹介したwowowの
「ヒッチコック幻の映画 〜最期に仕掛けたサスペンス〜」。
前者では、ジャネット・リーの「吹き替え」を
演じる元祖プレイボーイのバニーガールが
その撮影を語り、
ヒッチコック自身が出来栄えに失望し、
テレビ用にと考え直しながらバーナード・ハーマンが
救った話、
また
デミルの「十戒」にそのモデルが見られるシーン、
などなどともに当時の「サイコ」をめぐる社会・映画状況
を語ります。
後者は、
「短い夜」について、いかにヒッチコックが自ら
映画らしさを追求していたのか、
にも関わらず、ヒッチコック自身がスタジオからいかに
見離されていったのか、
その模様。
未だヒッチコックは
未知の作家であり続けています。
http://www.wowow.co.jp/detail/111550