チャップリン、スケーティング

昨夜、中国大会で演じられた

ハピエル・フェルナンデスの素晴らしいチャップリン

おそらく原曲を使ったのは初めてではないでしょうか・・

今回はジャンプに苦戦しました。

 

 

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かつてチャップリンを演じたスケーターたちは数知れず、

そのいくつか・・

アリーナ・レオノワ   NHK ショート2014

https://www.youtube.com/watch?v=yszO2QRy33w

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 アンナ・カッペリーニ、   ルカ・レオノッテ

2017フリー https://www.youtube.com/watch?v=al-RoBXm6Xs

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ハビエル・フェルナンデス 2013 フリー

 https://www.youtube.com/watch?time_continue=40&v=BJz8aKgYmb4

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 織田信成 2009 フリー

https://www.youtube.com/watch?v=kNfJbFTaoPs

www.youtube.comhttps://www.youtube.com/watch?v=dtNPNuKFy40

 ミーシャ・ジー2012 フリー

 

 ボーヤン・ジン 2012-3 フリー

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ベルト・バルナ アルベール・オリンピック  エキシビジョン

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 レオノワは特に印象に残っています。

 

 

 

「ビリー・リンの永遠の1日」

 

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「私は新しい試みをするための言い訳が必要でした。

 

 それは、兵士としての戦いやそのアドレナリンを

 故郷へ持ち帰った若者ビリー・リンが、ダラスで

 いかに狂気へ深入りしていくのかを、

 より明確に見せるための試みなのです。」

 

 戦場からアメリカに戻った貧しい兵士がハリウッドの後援する

 ダラスのショーに出演する物語を描いたアン・リーの新作

「ビリー・リンの永遠の1日」。

 

 残念なことに日本では配信とdvdスルーになりました。

 

 映画史上初の4k、60pの3dによる撮影とともに

 その内容からアメリカでも敬遠されたようですが、

 

 アン・リーのこれまでにない洗練された

 作品に思えました。

 

 

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ANNA BUDANOVA 「THE WOUND」


印象深い
ロシアの作家アンナ・ブダノヴァの作品「傷」。
をたまたま見ました。

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 アヌシー文化庁芸術祭でともに最優秀賞、
 続く
 ‘Among the Black Waves’は、
 今年ブリュッセルで最優秀賞、
 文化庁では優秀賞、とのこと。

 

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今年の新千歳国際アニメーション映画祭でマスタークラスを担当するそうです。

アニメーションマスタークラス アンナ・ブダノヴァ | 新千歳空港国際アニメーション映画祭2017


 影響を受けた作家にキャロライン・リーフの「二人の姉妹」やナタリア・チェルニシェヴァの「Le Retour」などをあげています。
 
 

秋のレコード視聴会。

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 先日、後輩宅でレコードを幾つか視聴しました。

 

 その中でも、
 フルトヴェングーの「運命」、1956年のソヴィエトで
 製作された盤はいく種類もあり、


 ソ連各地域に散らばった工場で同時に初盤として製作されたそれらは
 それぞれ同じ音源にも関わらず音が違う、ということで、
 実際に聞くと、見事にそれぞれが違っていました。

 生きの良いもの、何か引っかかるもの、こもったもの、
 同じ音源で、90年代ロシアにて復刻された盤は、
 その中で最も違った響き、何かそもそも違う演奏のように
 聞こえてきます。

 

 フルトヴェングラーの本当の「音」とは如何なるものだったのかと、

 興味はつきません。
 ・・

 

 他、この日聞いたもの。
 グールド「ゴールドヴェルグ」初盤、2017年盤(初盤の音は生生しかったです)
 のん「Time Machineにお願い」EP(ボーカルが前に出過ぎない録音でした)
 セロニアス・モンク危険な関係」LP(クリアーな録音です)
  「デルス・ウザーラOST ・EP(雄大な音)
    アン・サリーSONG X 052EP」雑誌analog 付録 EP(とても良好な録音です)
    伊福部昭、佐藤勝、他「特撮映画効果音集」 EP(鋭く響く音々)

  クリス・コナー Sings Lullabys of Birdland11インチ(素晴らしい録音でした)

    などでした。

 

 

 

加藤訓子BACHカテドラルツアー2017 「バッハを弾く。」

 

 10/27夜、東京カテドラルで奏でられた

 マリンバ用の楽曲ではないバッハの平均律クラヴィーア、

 無伴奏チェロ、リュートのための前奏曲

 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ

 

 「マリンバに何が合うのか、どれだけ多彩な音色が引き出せるのか」

 「トレモロを含んだ倍音を含むマリンバ独特の響きは

 オルガンのようでもある。更にはマリンバとも感じさせない

 未知の楽器の響きを生み出したいとも思った」


 加藤訓子氏が独り奏でる音は巨大な円錐カテドラルの
 下で倍音が重なり、
 バッハの輪郭が音の雲の中に消えては現れた
 前半、

 

 そして後半のバイオリン協奏曲は
 CDで聞くそれよりも、
 ますます微細さを増していて、

 

 聞いたこともないバッハへ変化した、
 得も言われぬものでした。
 

Kuniko Kato CD「BACH」release tour : コンサートマネジメント会社 カノン工房

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THE RISING OF THE MOON「月の出の脱走」

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「まさに名作とは、かかる作品のことである。
 何度見ても飽きることがない。
 しかもジョン・フォードを語るに
 これを見ずしては語れまいとさえ申したい
 貴重な一編である」

 と語られている淀川長治氏が、アベイ劇場舞台俳優ばかりであること、
 題材が日本人に理解しにくい、オムニバスは当たらない、との
 判断で、
 「最後の一編のみを残し短編として公開したまことに残念な
 フォード作品である」とその口惜しさを公開時に表しています。

 「演出の美しさはずいしょにきらめき」
 「開幕の気ぜわしさと、脱走成功のその嬉しさのこうふんの
 さまがきびしくも美しい」

 ・・そうして、今度発売になったdvdを見れば、
 ジョン・フォードの最も美しい作品、
 と申すこともできません。


 平凡な言い方ですが、
 あらゆるジョン・フォードの作品こそ
 最も美しいと改めて思うからです

三原舞依選手

 

 

「・・どれほど美しく音楽が素晴らしい振り付けと結ばれるもの

 なのか、個々の要素が、一つの芸術となり得るのか。

 

 あらゆる要素とそのつなぎにも同じように注意を向けた

 バランスがそこにはありました。

 

   彼女は真に音楽を理解しているのです。」

 

 そう、1964年のオリンピック・メダリスト、 

 ディッビ・ウィルクスは

  三原舞依選手のことを

 先月のオータム・クラシック大会でコメントしていました。

 

 それを伝えるジャパン・タイムスのジャック・ギャラガーも

 こう記しています。

 

 「・・素晴らしく人を魅了するオーラを

  まとったスケーティング、

  それは書き表す事もできない程のものです」

 

 深く深く感動を与えてくれる三原舞依選手は

    21世紀のフィギュアスケート界にあって

 最高の選手、と思います。

 

 

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japan open 2017