特別展「古代アンデス文明展」
「彼らの大部分は
死者たちミイラに仕えていて、
毎日それを広場にかつぎだし、
それぞれを古さに従って、きちんと並べ
そこで男女の使用人たちが飲み食いした」。
スペインから訪れたピサロはその驚きを
綴っています。
ミイラとして生きながらえることで、死は訪れず、
時に人は動物へと変するのは、
人や生のあり方を
捉える視点そのものが違っていたから
でしょうか。
「つまり異形的なものは神様といっても
過言ではなかったのである」 (山本紀夫)
金を食べる人、と
考えられていた西洋人たちが
アンデスの人々を征服すると、
その時描かれた最後の晩餐には
それら人々の食事が卓上に挙げられます。
ペルーの地上絵、マチュピチュが今に残るように、
装飾品を共にしながら、
名の知られない少女もまたミイラとなって
そこに生きながらえ続けていました。
四大陸フィギュアスケート選手権・欧州選手権。
STAR WARS: A NEW HOPE (SOUNDTRACK) [3LP BOX] (40TH ANNIVERSARY)
「《地獄の門》への道―ロダン素描集『アルバム・フナイユ』」
北斎とジャポニズム
日本かぶれのナビ、と呼ばれたボナール、
コルサースの山をフジヤマとして見ていたモネ、
ペルーの野蛮人によって描かれた全く日本的なもの
と自作を呼んだゴーギャン、
「日本人の作品をよく見てみたまえ。
私はある物のイリュージョンを与えるもの
からできるだけ遠ざかるつもりだ」
人物はドガやヴィヤールに、
動植物はガレに
山々はモネに
波はカミーユ・クローデルに
19世紀西洋美術の
父として北斎は其処此処に立ち現れています。
クリスマス・レコード・ボックス [Analog] Single, Limited Edition ザ・ビートルズ
「ブライアンの意図するものは最良の場合でも
プロダクションを破綻させるようなものでしたし、
彼の純粋な善意は、そもそも損失を
用意しているようなものでした」
とビートルズ・ファンクラブ運者者だった
フリーダ・ケリーが
語る、ビートルズのマネージャー、
ブライアン・エプステンによる企画とのことですが、
1963年から69年にかけてのクリスマス、
ビートルズ・ファンクラブ向けに作られ、
のシングル盤セット、約半世紀ぶりの再発売です。
appleや70年のLP盤、その他個人所有などの
マスターから、
アビー・ロード・スタジオによってリマスターされた
それぞれ異なる色彩のレコードには
それぞれに
ビートルズの遊び心と果敢な実験が
満ちています。
「彼らは自分たちの世界を破壊するふりを
しようといつもしていました。
そして、そのように自分たちを追い込むことによって、
より良いものを作り出していったのです」
(ケヴィン・ヒューレット/歴史家)