げんさんサマーカップ、関東サマー・トロフィー 2018
「練習ではもっといいアクセルが跳べていた。
そこは悔しいが、降りられたのは自信につながる」
吉田陽菜選手(ジュニア・サマーカップ)
関東サマー・トロフィー
女子シングル シニア
1 樋口新葉 155.92
2 松原星 155.71
3 永井優香 147.52
男子シングル シニア
1.唐川常人 159.78
2.中野耀司 152.12
3.小林建斗 145.72
げんさんサマーカップ2018
女子シングル シニア
1山下真湖 190.02
2 三原舞依 189.85
3坂本花織 182.56
男子シングル シニア
1友野一希 190.56
2 石塚玲雄 149.06
3笹原景一郎 144.45
幕末から明治の 人々と工芸品
「工夫は細工のことをいうのではない
工夫とは自然にもっとも接近することをいうのである」
そのように北大路魯山人が記した
ように、
その器、花瓶など、
特に織部焼には伝統を受け継ぎ
ながらも、
自在に植物を描いたそれらは
焼き物の偶然性をも兼ね備えた
自然を見せてくれるように思います。
その他、いくつもの相撲絵やランプ、
いくつもの噴霧口が下方にある
宇宙船のような蚊取り器、
柔らかな勝海舟の書などのほか、
明治に洋装となる前の天皇の儀を
模した人形もまた雛人形の系譜にありながら
伊東博文などとともに作られた
西郷隆盛のそれはもし、
唯一の生存中に実物を映したものであるとすれば
大変貴重なものでもあります。
鎌倉小町通り脇にあります
吉兆庵美術館の展示です。
清方の旅－涼を求めて金沢八景へ－
小津安二郎の墓参に
円覚寺を訪れた後、
鏑木清方記念美術館にも
立ち寄りました。
「私が金沢を去ってから十年余経つが、
戦争は愈々
あの土地の風光を
台無しにして了ったらしい」
鏑木清方が戦後そのように振り返る
金沢八景、
その大正時代には家族でなんども訪れ、
別荘ものちに造り、
そこで描かれた数々の絵、特に日記は、
当時の風景のみならず、家族を通しての
生活の有様が描かれていました。
「昔の人がここの風景についてかいたものには、
挙って天下の絶景だと賞賛している」
夜空の花火、川岸の遊び、縁側での読書の風景、
その名残のあったそれらの絵には、
スケッチながら、またはそれゆえに
鏑木清方の多彩な技量が、よく知られた絵以上に
現れていたようにも思えます。
「だから今もし初めて金沢を訪う人があれぱ、
その人は
金沢八景などとは古人が人を欺くものだと
怒るかも知れない。」
そして広重や江戸名所図会を見ることで、
「思いを軍魔が破壊の以前に馳せて
あの山、この水と静かに
在りし姿を偲ばれたら、
古人の心を今にしてよみがえらせることが
出来るのではなかろうか。」
そんなことはもう忘れたよ 鈴木清順閑話集 八幡 薫, 本多 晃子
「神山が金魚を見ている。
金魚屋のオヤジが顔を出す」
そのように始まる
鈴木清順が「遺作」として自ら書いた「蜜のあはれ」
のシナリオが巻末に掲載されています。
「キャスティングなんかも口にして、それだけ構想も膨らんで
やる気になっていたのに、やめるなんて冗談だろうと
思いましたね」
あるトークショーでの突然の引退宣言について、
助監督だった
葛生雅美氏がそう回想される記事、
あちこちに散りばめられた
鈴木清順の晩年の素顔の写真、
初恋、
知られざる生い立ちが
晩年のインタビューによって綴られ、
その合間には米寿祝の風景、
その他、
・・この本が、鈴木清順映画のごとくに
一筋縄ではいかない構成で編まれているので、
一通り読むだけでは勿体なく、
繰り返し本の中を行きつ戻りつ
彷徨わせられます。
上山「君は人間に化けられないか」
少女「毎日化けてるじゃないの、
これ以上化けようがないじゃないの」
https://www.amazon.co.jp/そんなことはもう忘れたよ-鈴木清順閑話集-八幡-薫/dp/4909087192
「珈琲屋」 大坊 勝次 森光 宗男 著
「最初に点滴で湯を落とす瞬間は、下手でも一生懸命に
ランダムに湯を落としたコーヒーの方が美味しくできる。」
大坊珈琲と珈琲美美の店主が
コーヒー、とりわけその美味なるものについて
その本で語り尽くしています。
「でも蒸らしの後は違います。
自然界に働く熱と重力に任せて、
湯は一点に集中させて落とした方が理にかなっています」
「コーヒー自身が作った粉の層の中でなるべく
自然の力で落としていく方が素直な味に
なるのです」
その味わいは絵画や色彩論、音楽にまで
例えられていきます。
「私の場合は、カウンターに対して少し斜めに立ちます。
前後に足を軽く開いて、
右足を前に出す。
前後に足を開くことで、重心を前にも後ろにも
変えられるわけです。
かつまっすぐ伸びて、すーっと立つことによって、
ポットのお湯をまっすぐすーっと落とすことができる」
先ごろ閉店された「大坊珈琲」の
大坊勝次氏とともに、全身で珈琲を入れられながら、
亡くなられた「珈琲美美」の森光宗男氏の追悼をも
合わせた本です。
https://www.amazon.co.jp/珈琲屋-大坊-勝次/dp/410351891X
大磯の珈琲
大磯、彼方此方に珈琲店があります。
豆販売の代表二店は、
ビーンズマート・オイコス
BeansMart Oikos | 大磯にある自家焙煎珈琲豆屋です
大磯珈琲庵
駅周辺、徒歩十分以内の
カフェは、
駅前
ほっこり桜カフェ
https://tabelog.com/en/kanagawa/A1404/A140408/14058947/
鴫立亭
https://tabelog.com/en/kanagawa/A1406/A140602/14000740/
小磯側・線路沿い
CAFE 暖 DAN
https://ja-jp.facebook.com/cafedan99/
茶屋町Cafe&deli
大磯小学校裏付近
カフェあおばと
カフェぶらっと
島崎藤村邸近く
古民家カフェこゆるぎ庵
海岸近く
0ISO 1668
https://ja-jp.facebook.com/oiso1668-222231834511355/
At GALLERY N'CAFE
それぞれに個性的、かつ充実しています。
その他、レストランなどはまた
取り上げたく思います
アジア・オープン・トロフィー 2018 タイ・バンコク
「国際試合において12歳でトリプル・アクセルを飛び、
新たな歴史を作った彼女を見ることができたのは、私にとって、
とても幸せなことでした」
(アリサ・リウ選手の父)
アリサ・リウ フリー・スケーティング
女子シングル
1 林恩讐（イム・ウンス） １８４・３３点
2 白岩優奈 １７３・０１点
3 山下真瑚 １６３・４５点
男子シングル
1 山本草太 １９８・９２点
2曹志禕 195.40点
3 セジョン・ビョン 193.38点
